ローソク足チャートは 株価が大きく動くとき窓を開けることがある。
上昇時の窓開け 当日の安値が前日の高値よりも高い
下降時の窓開け 当日の高値が前日の安値よりも安い
黒岩説に従えば 窓は 株価を引き付ける(引き寄せる)力がある。これが黒岩理論であるが
説明を読んでも 今ひとつ納得できかねます。
短期は別に長期まで考えれば埋められない窓は存在しないそうです。
黒岩流の窓の性質から考えると 現在の株価があり 上に大きな窓があれば、今の株価は窓に引き付けられる
すなわち 上昇する。 これを収益に結び付けようとするのである。
下のチャートは住友鉱山の06/9/29のチャートである。
現在値よりも高いところに窓があいている
。 直近の株価は 上昇しているようである。
窓を開けて下降し 底を経て 上昇に転じたようである。 上昇に転じて窓を開けた。
株価は 5日移動平均を 突破 。 25日移動平均が近づいた。
このチャートは 窓を開けての上昇で上昇トレンドは かなり強いことをうかがわせる。
今後は下降時につけた上の窓に向かうことが期待できる。
住友金属鉱山 乖離率=7.6%
黒岩理論では 窓についての考察がある。
窓に注目する買い場のひとつに 過去につけた窓(現在の株価よりも高い)に向けて株価は動くという習性がある。
過去の下降時につけた窓がある。株価は 反転して上昇に向かいそうだ。 ターゲットはその窓だ。
銘柄検討会で 今使っている上方にある窓あり銘柄リストは<窓投資法> からお借りしたものである。
窓を利用した投資を考えることとしたとき
@窓情報のリストが必要である。 これが出発点
A窓情報リストを チャートとつなぐ手段。 リストがあっても数多くの銘柄のチャートを眺めて絞り込む必要がある。
この道具としては 銘柄検討会が最適なものと考えられる。
全窓開け銘柄をリストとして 窓は上。 乖離率(現在の株価とどれだけ離れているか)は 25%以内。
窓開け経過日数を120日に限定する。
データを並び替えて 銘柄検討会のフィールドをあわせて エクセルの形を整える。
情報は 窓投資とする。
情報源を 窓投資のものだけに限定する。
絞込みは 移動平均の”43” このコマンドは 9日前から4〜5日までは下降トレンドであり、その後は直近にかけて
上昇した銘柄をりすとする。 その他株価は 3日、5日、10日移動平均より高い
抽出結果 上方に窓がある銘柄
乖離率は終値と窓中心の開きを示す。
チャート中の茶色の枠は 窓を示す。
日付は直近が06/09/29である。
ミサワ 乖離率=2.8%
総合臨床 乖離率=10.6%
バルス 乖離率=10.9%
GMO乖離率=8.2%
ミルボン 乖離率=2.5%
|