ASTARGOLD.GIF - 4,210BYTES  チャートの研究 ASTARGOLD.GIF - 4,210BYTES 
   買いのサイン

買いサインの研究
  これから述べることは 管理人が考えていることをまとめていこうとするものであり
  十分検証されたものではありません。
  できるだけ 投資の王道に忠実にとは 心がけています。

  投資の王道では 株価はどのように形成されていくか 
  テクニカル手法は どのようにに使うべきか
  について 原理・原則が詳しく解説されています。
  しかし どのようなチャート(のパターン)を 見て どのように買いに入るべきかは 
  応用問題として 具体的・系統的にはかかれてはいないように思います。
  ここでは チャートのパターンごとに どのように買っていくのがよいのか
  考えて生きます。

  新・銘柄検討会では 数多くの銘柄(チャート)を 抽出機能があります。
  チャートパターンごとの銘柄を発掘するノウハウ的なものも併せて 書き留めたいと考えています。

T トレンド変換点を狙う
  下降トレンドが終わり 新たな上昇が始まったところを狙う。
  下降トレンドの上値抵抗線を ローソク足が上に抜けたところを詳細に検討する。

  @ダウ理論によるトレンド変換の確認               チャートの例
      現実問題としては このケースは慣れるまで 難しいのではないでしょうか
  A上値抵抗線(高値同士を蒸すんだ直線)の上抜け      チャートの例
       上値抵抗線を ローソク足が下から上に抜けたところが 買いサイン
      ダウ理論によるトレンド転換も同時にチェックすることが必要
      上昇するには 下降トレンドの過程に形成にされた主要な高値が 抵抗線として邪魔をする。
      突破すべき抵抗線が 次々に現れる。 
      逆に これが目標株価にもなる。

  B線状ベースに長大陽線の出現                  チャートの例

     これは 横一線のトレンド(線状トレンド)に大きな陽線が立ち上がったもので
      これまでは 全く注目されることなく放置されていた銘柄が 突然買われたところ。
    
 
      仕手株とか 市場環境の変化 新しい材料の出現などであろう。

      これは 投資の王道に示されているものではないが 年に数回出現する。
      ローリスク、ハイリターンの美味しい チャートである。 
      ベース(泣かず飛ばず)の期間が長いほど上昇は高いようだ。
      上昇も早いが 下降も早い。
      新銘柄検討会では 日足ベースの 踊り場からの上昇で 捉えられる。

U 移動平均線の上抜け(とボリンジャバンド)
  
株価が下降局面から上昇局面に移ったとします。 移動平均はその定義からまだ下降局面の
   値も引きずっていますから 上昇は 株価に遅れてやがて上昇に転じていきます。
   したがって ローソク足が 移動平均を下から上に抜けたところが 重要な局面になると考えます。
   買い時としては移動平均線が 上昇勾配に転じてからの(少なくとも横ばい)方が好ましいのではないでしょうか
  
   @トレンド変換の初動                チャートの例
   A強い上昇トレンドの下押しからの再上昇     チャートの例

移動平均の特徴
  @移動平均は スムージングすることによりノイズっぽい細かい動きを除き 株価の変化の流れを見やすくする。
  Aこれにより これまでの流れ これからの方向を考えやすくなる。
  B市場参加者が 最も注目する指標である。 みんなが見るということは 重要。
  Cみんなが注目するから 指標となる ⇒ 指標 ルール ⇒ 行動方針
  Dこの間の株の購入者の損得勘定を示す *)
  E株価が 移動平均と一致すると この期間に 株を買った人の損得は半々 (半分の人が得 半分が損)
  F株価が移動平均の上にあると この期間の購入者は 利益となっている人が多い。
  Gボリンジャバンドは この間の終値から標準偏差(σ)を求め 移動平均線に +/-1σ、+/-2σ、+/-3σ 
    を加えた線を 7本の曲線を描く。 その中心の0σ に対応するものが 移動平均そのものである。 
  G株価が1σ以上になると  84%以上の人は利益を獲たことになる。
  H特に移動平均の期間を長くする(MA5D>MA25D>MA75D>MA13W>MA26W>MA13M>MA26M)と
    その期間は 長くなる。  MA(移動平均;moving average) 数値は期間 D、W、Mは 日、週、月
   下の表はそれぞれの曲線の中に存在する確率を 終値が正規分布すると仮定して求めた存在確率である。

  *) この期間に その日の終値で1株づつ買ったとすると 移動平均の計算式より 
     移動平均が平均購入株価となる。 出来高の分布があるために 極めて荒っぽい推定ではあるが
     平均株価よりも高く買った人と安く買った人の比率は 半々ぐらいと見ることができよう。

     株価の動きには ホルダーの意思(←→フトコロ勘定は極めて重要。下の表は 確率の所は
     バンド内の存在確率という意味もあるが フトコロ勘定という意味合いもある。
  

偏差値の範囲       

ボリンジャーバンド 確率
偏差値80以上         +3σ以上 0.15%
偏差値70以上〜80未満   +2σ〜+3σ 2.3%
偏差値60以上〜70未満   +1σ〜+2σ 13.5%
偏差値50以上〜60未満   移動平均〜+1σ 34%
差値40以上〜50未満   -1σ〜移動平均 34%
偏差値30以上〜40未満   -2σ〜-1σ 13.5%
偏差値20以上〜30未満   -3σ〜-2σ 2.3%
偏差値20未満        -3σ未満 0.15%

 見方を変えれば ボリンジャーバンドで 1σ以上(2σ以上)に終値があれば 
 この期間の購入者の 84%(97.5%)が利益となっていることを意味している。
 移動平均を ローソク足が上に抜けると買い時という考え方が 一般的であるが
 1σ を超えると 購入者の儲けが多くなり 上昇に拍車がかかる。
 逆に −1シグマを下に抜けると 下落に拍車がかかる。

 移動平均 または ボリンジャバンドは 売り 買いともに 重要なサインである。
 今 低迷していた株価が長い下落を終えて 上昇に転じたとする。
 移動平均は 下降から 横ばいに入り ローソク足の上昇を受けて ローソク足から
 遅れて 上昇に転じる。  このとき 株価は 移動平均の −1σ ⇒ 移動平均線 ⇒ +1σ線と
 上昇するCASEについて考える。 特に −1σ 〜 +1σ の間に ホルダーのフトコロ具合は
 劇的に 変化する。 <大部分損をしていた彫るd-が 大部分 含み益を得ることになる>
 投資の王道では 買いサインは 1σ上抜けとする 理由である。

 ところで テクニカル分析を行うとき 日足チャートか 週足チャートか どちらを使うかというのは
 実に悩ましいところです。 

 Infoseekの ボリンジャバンドは 日足ならば 25日移動平均
                      週足の場合は 26週の移動平均を使います。
 同じように 株価が ボリンジャバンドの 1σ 上抜けといっても 期間が 圧倒的に異なります。
 週足のボリンジャバンドの26週というのは およそ半年であり 
 半年間の購入者の評価益が80%程度以上プラスになっているということは
 今後の株価の先行きに大きな意味を持つでしょう。

 買いサインは  1シグマの上抜け
 売りサインは  移動平均の下抜け
           −1シグマの下抜けは最後の砦である。

V 節目の高値(抵抗線)突破を買う
  株価の上昇には 節目となる株価の水準(過去につけた高値)が重要な役割(抵抗線)を演じる。
  この節目を突破しなければ 大きな上昇は望めない。 しかし上値抵抗線に近づくとその値段以上で買った
  ホルダーから売りものが 多く出てくる。

  @下降トレンド中につけた重要な高値突破                               チャート(月足)の例         
   前回のピークからの下降で谷を出現 再度上昇を目指すときに 
   前回の主要な高値(抵抗線 a1〜a4)を突破しなければならない。
    上値抵抗線に差し掛かると 多少のためらいがあることがある。勿論はじき返されることも多い。
    ひとつの上値抵抗線を突破すると 次の上値抵抗線を試しに行く (a1⇒a2 a2⇒a3 a3⇒a4)
    a4を 通過すると 全てのホルダーは 全て利が乗っている。 ここからの売りは
    安値で買った人の利益確定の売りのみである。 株価が着実に伸びている時は売りは少ない。
    しかし十分高値に達し 下降が見えると 一気に下落することがあるので注意する必要がある。
    この上値抵抗線の存在の確認では 月足チャートでロングレンジを確認することが必須。

  A上昇途中の重要な高値突破                                              チャートの例
    これから頂上を目指すとき 最近につけた高値)=押し目)から。再び上昇するには
    必ず突破しなければならない。

    @ Aともに 買いは逆指値を最大に活用したい。
    上値抵抗線の少し下で 上値抵抗線をプラスアルファ超えたら買うという逆指値で買い注文を入れる。
    上値抵抗線を超えなければ 売買は成立しない。 
    上値抵抗線を超えると売買が成立。 その後は 次の上値抵抗線を試すことが多いとされる。
  

W 強い上昇トレンドを買う 
  ただどうでしょうか? T〜Vのジャスト(Best)のポイントに買えるでしょうか
  その銘柄のチャートを発見したときは そのベストのポイントを過ぎてしまっているという経験は多いのでは。
  押し目を待って買いますか  押し目待ちに押し目ナシともいわれます。
  トレンドが強ければ 決して手遅れではないでしょう。
  
  強い上昇トレンドは 移動平均線では
     ローソク足 短期移動平均 長期移動平均の3つが 平行的に上昇していることが望ましい。
     またボリンジャバンドで言えば ローソク足が ボリンジャバンド(1σ)より 上側で
     右肩上がりに推移する状態。

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チャートには 日足、週足、月足があります。どのチャートに注目するとよいのでしょうか?
<月足チャートを見ることは 極めて重要といわれている>
 @ 長期のチャートを俯瞰することは 越し方をみて 雲に隠れた先を予想することに役立つと思われる。
 A ロングレンジで 上昇トレンドにあるかどうかを理解する
   直感的には 移動平均と比較する 移動平均より 株価が下にあれば見送る。
 B 月足⇒週足⇒日足の順で チャートを見るというのは多くの専門家が 推奨する方法である。
 C 節目の高値突破は 月足でなければ分からない。

プロのディーラ 相場巧者が見ているチャートとして 移動平均 ボリンジャバンド 一目均衡表が重要である。
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投資の王道は 平易に書いてありますが 中身が濃いもので 読み返せばその度に 新しい発見があります。
これは やはり 株の難しさ 儲けることの難しさを 反映しているのではないでしょうか?

くれぐれも 投資は自己責任で
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一目均衡表
  一目均衡表は 移動平均についで 注目される指標である。
  買いサインは 基準線を転換線が上抜けて 転換線が上向きのとき
  一目均衡表は 支持線 抵抗線が同時に示されているので使い勝手がよい
  強い上昇トレンドでは 転換線が支持線になる。


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